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■口臭の大きな原因のひとつ・・・歯周病
歯周病は、以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)という形で表現されてきました。
もしかしたらそっちの方が聞き覚えがある、という方がいらっしゃるかもしれません。
 
歯周病とは、読んで字の通り、歯の周りに起きる病気だとお思いください。

歯周病は自覚症状の無いままに進行し、しばらくすると
出血や膿・歯のぐらつき・口臭などが発生し、
やがて歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病です 。
本人が気付いた時には、かなり病気が進行しているというケースがほとんどのようです。

この歯周病が、口臭をひどくする大きな原因のひとつになっています。

 
歯周病には、歯肉炎と歯周炎の二段階があります。
まず歯肉炎になり、それから歯周炎という状態になるわけです。
ちょっとこれは別の項目にします。ここではまず歯周病全体としてとらえてください。
 
その歯周病は、日本人のほとんどを蝕む病。
『加齢により歯が抜け落ちるのは自然のこと』
と感じがちですが、その原因は歯周病なのです。

厚生労働省の調べでは、45歳〜54歳の約90%が歯周組織の異常を訴えています。

歯のまわりにプラーク(歯垢)がたまって歯茎(はぐき)が腫れて、 歯と歯茎の間の隙間が大きくなっていくのです。  
この隙間が歯周ポケットといわれるものなんです。


この「歯周ポケット」というものは、「歯周病原菌」が繁殖するのに、 ものすごく適した環境になってしまうのです・・・。
 
   
そのまま放っておくと、やがて「歯周炎」の段階に至り、
口の中がねばついたり、出血や膿の発生、口臭の発生、歯のぐらつきなどの症状が出ます。 特に年齢が高くなれば、ある日突然ポロッと歯が抜けてしまう・・・
そんなことも十分にありえる話なのです。
さらに・・・歯周病菌が出す毒が血液の流れにのって全身をめぐり、
臓器や組織に侵入し、循環器系、呼吸器系に悪影響を及ぼすことが分かっています。
動脈硬化や、糖尿病、歯周病が心臓に入りこみ心内膜炎(心臓の内側をおおう膜に生じる炎症)を引き起こす可能性をおこします。また妊娠中の歯周病は早産や低出生体重となる確率が高くなるとも言われています・・・。

 
しかし歯周病や口臭は、日々のケアと適切な対策により、防ぐことができます。